キャリアを生かせる働き方

今回からブログを担当させていただくことになりました。
QAエンジニアの本郷です。よろしくお願いいたします!

自己紹介

経歴

・20代前半 業務系システムの受託開発業務を経験。新卒文系PGとして数々の洗礼を受ける。
・20代後半 なんやかんやあり、出産。一児の母になる。
司法書士事務所でパート勤務。訴訟チームにて補助者業務を経験。
不動産会社で経理事務をかじる。
・30代前半 再びIT業界へ。業務系WEBシステムのPG・SE業務を行う。

現在

今月より、mmjでQAエンジニア(見習い)として、フルリモートワークをしています。
この業界、エンジニア一本で長くキャリアを積まれている方も多い中、
私のようなゆる~い経歴の人間ってちょっと物珍しいのではないかなと思います。
なぜあちこち寄り道してきたのかを少しお話しさせていただきます。

ワーキングマザーがぶちあたる壁


この記事を読まれている方の中には、これから仕事復帰、キャリアチェンジを目指すママたちも
いらっしゃるのではないでしょうか。
また、育メンパパや子育て中の部下を抱えておられる方にとっても、何かヒントになれば幸いです。
私は産後、仕事復帰の第一歩としてパートで働いていましたが、正社員へステップアップしたいと考えるようになりました。
しかし、そこへ立ちはだかる不安要素の山。例えば・・
・時間に制約がある
保育園・学童へ子供を預けられる時間は決まっています。
仮に残業がなくとも、夕方の会議が押したり、何かトラブルが発生するともうお迎えに間に合いません。
転職後の話ですが、閉園ギリギリまで預けていたときに人身事故に巻き込まれ、1時間以上も遅れて汗だくになったことがあります。
・子供の病気
これは特に乳幼児のお子さんは避けて通れません。
インフルエンザやノロ・ロタなどを持って帰ってきた日には、お客様やチームのメンバーに申し訳なくて肩身が狭くて・・
こうなると、もはや自分の体調不良ごときではそうそう休める雰囲気ではなくなってきます。
・学校行事問題
小学校へ上がると、行事やPTA役員の会議など、働いていようが容赦なく平日にねじ込まれてきます。
一度も参加しないわけにはいかないので、なんとかして仕事の調整をする必要が出てきます。
この時点で、かつての経験から「IT業界=激務」の図式が出来上がっていた私は
次のような結論を出しました。


そうだ、事務員さんになろう!


誤解のないよう書きおきますが、事務職は決して楽な仕事ではありません。
ただ開発業務に比べれば、子育て中の女性も多く、納期に追われないルーチンワークが多いことも事実です。
「京都」「事務」「残業なし」「正社員」
こんなキーワードで一心不乱に転職サイトを漁り・・・

そしてついに念願かなって事務職の正社員の仕事にありつき(しかも自転車通勤圏内)、私はほっとしていました。この時はまだ知らなかったのです。

知ってるママは始めていた!

毎日ひたすら振替伝票を切る日々に物足りなさを感じ始めた頃、やっと狭かった視野が開けてきました。
世の中には、私が絶対無理だと思い込んでいたシステム開発やWEB制作の現場でも、育児をしながら
キャリアアップを続ける女性たちがいたのです。

中には、独身時代と同じ働き方をしているバリバリのキャリアウーマンもいらっしゃいますが
私がこれまで出会ってきた方の多くは、時短勤務やリモートワークなどを上手に使って活躍していました。

キャリアを生かせる道はあるはず


働き方改革が推進されている今、企業の考え方や体制も10年前とはガラっと様変わりしたように感じます。
従業員一人一人に合った内容の雇用契約を設定してくれる企業もあります。
現に私も前の職場では、残業なしの時短正社員として個別契約を結び働いていました。
育児との両立に悩んで転職を考えている方には、職種のイメージだけに捕らわれず、働き方という視点でも企業を見極めることをおすすめします。
ひょっとするとこれまでのキャリアを生かしてステップアップしていけるかもしれないですし、
得意なこと、やりたいことをあきらめずに済むかもしれません。

リモートワークという働き方

メリット

最初は使い慣れないチャットやテレビ会議にドキドキしたり、自宅に大きなモニターを2台も設置することに
焦ったりと、仕事どころではありませんでした。
今もまだ緊張の毎日ですが、さっそく先日「リモートでよかった!」と思える出来事がありました。
娘がインフルエンザにかかったのです・・・
しかし、自宅で作業ができるおかげで仕事を休まずに済みました。
以前なら、有給は全滅、お客さんの心の声が聞こえてきて死んでしまいたくなるところでした。
また、物騒な報道の多い昨今、何かあったときにすぐ子供の所へ駆けつけられるというのは
母にとってこれ以上安心なことはないですよね。

MMJではなぜリモートワークが可能なのか

mmjでは、ほとんどの皆さんがオフィス勤務とリモートをうまく組み合わせて仕事をされています。
働く時間も拠点もバラバラなのに、オフィス勤務と変わらないくらいスムーズに1つのプロジェクトを
進めておられるのには大変驚きました。
ツールを効率的に導入し、それを運用で使いこなすだけの技術力と組織力があるからこそ、こういった働き方の選択が可能なのだと思います。
リモートワークもテストエンジニアという仕事も、始めたばかりで分からないことだらけですが
自分なりのコツをつかんで、スピード感に乗れるように頑張っていきたいです。

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