新米リモートワーカーのコミュニケーション考察

こんにちは。QAエンジニアの本郷です。
mmjに入社してはや3か月。リモートワークにもだいぶ慣れてきました!

今回はリモートワークビギナーの目線で、業務中のやりとりについて最近感じたことを
お話したいと思います。

チャットでスムーズなコミュニケーション!

mmjでは、メンバー同士の普段のやりとりにはchatworkというチャットツールが使われています。
(あくまで一例です。ほかにも状況に応じて色んな手段でやりとりします。)
国内各地のオフィスや自宅、海外のグループ会社など、みなさん様々な場所で作業しているので
メールよりも、言いたいことだけをテンポよくリアルタイムにやりとりできるチャットが合っている
のだなと実感しています。
話題に合わせてグループチャットも用意されており、他の人たちの会話を見て学ぶことも多いです。

そんなイマドキの環境が整っているおかげで、リモートでも疎外感なく作業できます。
しかし最近、環境に慣れて心に余裕ができたせいか、ちょっと気になってしまったことがあります。

相手の感情が読めないという不安

いまだに不思議な感じがするのですが、私は京都オフィスのメンバー以外とはほぼ会ったことがなく
顔もよく知らない方たちと一緒にPRJに参画させてもらっています。
普段のチャットやweb会議での声の感じから、なんとなくこんな人かなぁと想像する程度…。
そんなぐらいの情報しか持ち合わせてないので、チャットの文面がそっけない(?)感じだったりすると
もしかして怒ってる(;゚Д゚)!?
と勝手に一人で不安になって落ち込んでしまう時があります。

相手の機嫌がどうだろうが、用件さえ分かれば仕事はできますし
それにみなさん親切で、私がおバカな質問をしようとも(イラッとしてるかどうかはさておき)
ちゃんと教えてくれます。
とは言っても、自分から発信する際にはなるべく変な印象を与えないよう文面に気をつけたいです。

言葉が与える影響はたった7パーセント

ところで、テキストだけのやりとりってどうして感情が伝わりにくいのでしょうか。
気になったので調べてみると、「メラビアンの法則」というのを見つけました。
人がface to faceで話すとき、相手に感情的な意味を伝える三つの要素があるそうです。
そしてそれは次のような割合で影響を与えるのだとか。

1. 表情やしぐさ・・・55%
2. 声のトーンや口調・・・38%
3. 言葉・・・7%

このうち、チャットやメールで使われるのは「3.言葉」だけです。
ということは、極端な言い方をすれば、会って話すときの7%ポッキリの判断材料しかないのに
相手の気持ちを必死に探って不安になっているわけなのですね。
感情が読み取れないのも、誤解が生まれるのも納得の数字です。心配して損しました!!

伝えたことがちゃんと “伝わった” か?

気持ちの疎通はこの際あきらめるとして、
そもそもの意図が伝わらないことがあります。これは問題です。
ん?なんか伝わってないかも?
って時のあのふわっとした感じ、たまにありますよね。私だけでしょうか。

テスター業務では、テスト中に出た疑問点や不具合をエンジニアさんにご報告します。
これはchatworkではなく、別のプロジェクト管理ツールを使ってやりとりします。
実施時の状況や不具合箇所を画像なども使ってできるだけ分かりやすく説明する必要があるのですが
あの書き方は下手くそだったな~と思い返して反省することがあります。
人はつい「自分が分かっていることは相手も当然分かっている」と手を抜いてしまいがちですが
言葉が7パーセントの影響しか与えられないように、自分の意図が相手にそっくりそのまま伝わるとは
限りません。会話をしない場合はなおさらです。

情報を渡す側としては、受け取る相手の立場に立った、分かりやすい渡し方を心掛けたいものです。
「伝えた!」で終わらず、ちゃんと “伝わった” かどうかその後の変化にちょっと気を留めておくことも
必要かもしれません。
また、受け取る側としても、少ない情報からくみ取れるように知識を増やし、勘を磨いていきたいなと
思います。

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