こんにちは。QAチームです。
新人さん向けの勉強会のご紹介です。
mmjでは毎年新卒採用があり、新人さん向けの研修もばっちり用意されています。
主に、新人研修は開発技術に関するものが多いですが
mmjにはQAチームもあるので品質についての研修もできます。
読書会のきっかけ
今回は、一緒に実務に着手した際に質問があった
「品質を上げるためにどのタイミングで何をしなければいけないかがまだよくわからない。」
という疑問を解消するために ソフトウェア品質を高める開発者テストの読書会をしています。
読書会の進め方
新人さん向けの読書会ではありましたが、全社的にアナウンスをして、社員はどなたでも参加可能なスタイルで開催しました。
大まかな流れは 「Agile Testing Condensed」の読書会 での流れと同じです。
今回の読書会の範囲は2章全体です。
以下のような流れで進めました。
時間 | 項目 | 名前 | メモ |
---|---|---|---|
10分 | 第二章2.1 黙読 | 各自 | 各自黙読する |
5分 | 第二章2.1 質問 | 参加者全員 | 不明点の確認 |
10分 | 第二章2.2 黙読 | 各自 | 各自黙読する |
5分 | 第二章2.2 質問 | 参加者全員 | 不明点の確認 |
10分 | 第二章2.3 黙読 | 各自 | 各自黙読する |
5分 | 第二章2.3 質問 | 参加者全員 | 不明点の確認 |
10分 | 感想共有 | 参加者全員 | 読んだ感想をみんなで議論する |
5分 | ふりかえり | 参加者全員 | この研修の改善点などを話し合う |
やってみて分かったこと
読み進めながら、新人さんが分からないことをみんなで答えていけたらよいな。と、思って開催した読書会でしたが、実際はシニアエンジニアからの意見が飛び交う刺激的な会になっています。
あるエンジニアは「本当にこういう図のような状況になるの?自分はなったことがない。」という質問をなげかけ
あるエンジニアは「こういう状況に遭遇したことはあるので、体験談としてこの図に違和感がない。」などなど。
一人で読み進めていたら「そういうものなのかな?」というぼんやりとしたイメージでしか残らない内容も、実際の経験談や自社での体制での例の話が出てくるので、より具体的な理解に落とし込むことができました。
まだ、2章の時点では具体的なテクニックの話にはなっていないので
さらに読み進めて「Agile Testing Condensed」の読書会 の時のように、いかにして適用していくかという話し合いができることが今から楽しみです。
mmjの情報共有
mmjでは、読書会だけでなく コード品質についての社内勉強会 や スクラムについての社内勉強会 などの様々なジャンルの勉強会や技術共有の場を設けています。
(すべての勉強会をブログでご紹介できていないので、リニューアルしたリクルートサイトブログで、できるだけご紹介できればと思います。)
短時間で共有できる内容は、毎朝の朝会後にそのまま共有会を行うこともあります。
jiraやツールの便利機能の紹介から、案件の振り返り結果の共有など、知識をみんなに共有する文化があります。
また、ほとんどの勉強会は新人さんだけ・エンジニアさんだけのような縛りがなく、フロントエンジニアやディレクター・デザイナー・QAチームも参加できます。
みんなで知識を得て一緒に業務に取り入れることができます。
エンジニア職はもちろん、幅広い知識を得たいフロントエンジニア・ディレクター職の方も是非ご応募お待ちしております。
静岡在住のフルリモート勤務をするQAエンジニア。前職は大手SIerのエンジニア職。開発の勘所がわかる品質担当として頼られている。