ティーチングについて

ティーチングとは

前回紹介したコーチングは、相手自身から答えを導く手法です。
ティーチングは「自分の知識や技術を相手に教える手法です。
相手が目標を達成するための手段がわからない場合などに有効です。
研修や授業のような場面でも行われており、教える側が1人で相手が大勢な場合に時間をかけずに目標達成したり、成長させることができます。
また、コーチングと比べてコミュニケーションが一方的になりがちなので、おいてけぼりや理解の不足などが起きやすいので注意が必要です。
ティーチングを行うことで目標達成が簡単になりますが、相手の自主性が育たずに指示待ち人間になってしまう恐れがあるので、コーチングとバランスをとって行うことが大事です。
コーチングとの使い分けについては前回の記事を参考にしてください
ティーチングの様子

ティーチングのやり方

答えを教えるだけなく「何を」「どのように」「なぜ」そうなのかを伝えてあげることで相手の理解が深まります。
また、一度教えただけではなかなか身につかないので、「何度か教える」「質問を受け付ける」姿勢が大事です。
教えてもらいたい場合に聞けない、理解が足りないポイントを質問したいのに聞けないようなことにならないように気をつけます。
さらに、最後にフィードバックを行うことで、その人の理解度を確かめることができます。
ティーチングが終わってから最後に質問する時間を設ける、テストを行う、アンケートを行う、自分の言葉で説明してもらうことで相手の理解度がわかります。
また、相手の理解度以外にも自分の教え方の課題が見つかります。
授業の様子

まとめ

ティーチングもコーチングも「相手に成長してもらう」ことが大事なポイントです。
状況や目的に応じて適切な手法を行うことで質と効率のいい人材育成ができます。
また、ティーチングやコーチングを行うことで、自分自身の理解力の向上、新たな発見があります。
ただ単に教えるだけではなく、自分のためにもなるという考えを持つことが大事です。
納得する様子

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