Webマーケターの仕事~SEO対策の変化への適応編

自分はmmjに入社してからはまだ3年ですが、前職も含めるとWebディレクター歴は約20年になります。サイト制作ディレクションの他に、SEO対策と、UI/UXのチューニングで集客とコンバージョンの増加を目指す施策を担当しています。今回は、SEO対策の仕事内容について書きたいと思います。

めまぐるしく変わるSEO対策のトレンド

SEO対策はGoogleがコアアップデートをするたびにトレンドが変わり、常に最新情報にキャッチアップしていかないと、いつの間にか取り残されてしまいます。トレンドに合わなくなった古い手法を続けてしまわないように、最新情報の収集が不可欠。自分は業界のセミナーに参加するなどして、定期的に最新情報を収集しています。

最近で一番大きい変化は外部リンクの扱いが変わったこと

最近も色々な変化がありましたが、個人的にかなり大きい変化だと思ったことがあります。それは、外部リンクの扱いです。

以前は、サイト内の外部リンクには「nofollow」を設定するのが鉄則でした。nofollowを設定しないと、リンク元のページランクがリンク先の外部のページに受け渡されてしまい、その分リンク元のページランクが下がるとされていたからです。

昔はページランクと検索順位が如実に連動していて、ページランクが非常に重視されていました。だからこそ、自分のサイトのページランクが下がらないように、外部リンクには全てnofollowをつけていたんですね。

しかし、ページランクを重視するシステムは様々な弊害があることに気づいたGoogleは、ページランクという指標の重みづけを下げるとともに、誰でもページランクを確認できる仕組みは廃止されました。

現在はGoogleが検索順位を決定するための判断材料の一つになっていて、外部のサイトから良い情報源として活用されている度合いが判定基準になっています。

PageRankのアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。

Google が掲げる 10 の事実

つまり、被リンクの質と量が重要なのは昔と同じなのですが、Googleは著しい進化を遂げているので、自作自演や購入した被リンクはすぐに見破られてペナルティの対象になってしまうのが昔とは決定的に違う点ですね。

現在のSEOのトレンドはE-E-A-T

そして、今のSEOのトレンドはEEAT。経験(Experience)、専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)がページの評価基準です。

現在のGoogleは、ページに書かれている情報のオリジナリティ、執筆者の経歴、専門性、経験値、権威、そして情報の信頼性、エビデンス等を総合的に判断して、ページ及びサイトの評価を決定しています。

エビデンスとして、紹介している内容を裏付けるような公的なサイトの情報、著名な専門家による解説等へのリンクを貼ると、情報の信頼性が上がり、ページの評価も上がります。

内部リンクだけでなく、外部への発リンクも重要

そこで重要になるのが外部への発リンクの扱いです。どこの誰だか分からない人が独りよがりで何の裏付けもないことを書いているのではなく、Googleにリンク先も辿ってもらって、公的機関等、Googleが信頼できる情報提供元が提供している確かな裏付けがある情報だと認識してもらう必要があります。

外部リンクにnofollowを設定してしまうと、わざわざGoogleに「リンク先を辿らなくてもいい」と伝えて、自ら信頼性の証明を放棄してしまうことになります。そんな設定はするべきではありません。

こうした事情と経緯で、最新のSEO対策では、むしろ積極的にnofollow無しで信頼できる外部サイトへのリンクを活用するべきです。

ただしGoogleは、下記の3つの場合は、リンクされているページとの関係性をrel属性で通知することを推奨しています。

  • 広告やアフィリエイトなどの有料リンク⇒rel=”sponsored”
  • SNSなど、ユーザーが作成するコンテンツ(UGC)へのリンク⇒rel=”ugc”
  • 怪しげなサイトにどうしても外部リンクを貼らなければならない場合等、リンク先のサイトを関連付けたくない時⇒rel=”nofollow”
Google に外部リンクの関係性を伝える

今のSEO対策について思うこと

個人的には、この変化はSEO対策がすごくまともな仕事になってきた、歓迎すべき状態だと感じています。以前は、ページ内にキーワードを詰め込んだり、被リンクを増やせば検索順位が上がるというブラックハットSEO対策が有効で、皆が競いあってページ内にキーワードを詰め込み、業者にお金を払って被リンクを買い漁っていました。

今思えばその頃のSEO対策は本当にうさん臭いもので、悪知恵が働いたり、お金さえ払えば楽にSEO対策ができた時代だとも言えます。しかしGoogleの進化によって、暗黒のSEO対策時代は終わりを告げました。

今は「ユーザーの役に立つ、信頼できる専門的な情報を発信する」のが最善のSEO対策とされているため、閲覧者の役に立つ情報内容を考え、事実やデータの調査、エビデンス探し等、以前と比べて遥かにページ作成の手間暇がかかり、SEO対策の難易度は相当上がりました。

でも、難しい、大変だからこそ、やりがいがあると思っています。ゲームの難しいステージをクリアした時の方が嬉しいのと同じで、難しいことをやり遂げた時の方が、結果が出た時の喜びも大きいですしね。

自分は毎日GRCで7サイト、合計7000ワードの検索順位をチェックしているSEOオタクです。関わっている全てのサイトで、信頼できる専門的な情報を発信するというのは本当に大変な作業ですが、今後もより多くの方の役に立つ情報を発信して、検索順位が上がった時は喜びをかみしめたいと思います。

mmjでは、SEO対策を含め、サイト制作とマーケティング施策をディレクションするマーケティングディレクターの経験者を募集しています。興味がある方は、募集要項をご覧ください。ご応募お待ちしています。

リモートワークも可能なWebエンジニア&フロントエンドエンジニアを募集しています。

WEBエンジニア・プログラマー求人採用情報
フロントエンドエンジニア求人採用情報

カテゴリー別ブログ記事


Webエンジニア・プログラマー >

フロントエンド >

QAエンジニア >

会社・職場環境紹介 >

社内イベント >

在宅リモートワーク >

関連記事

最近の記事 おすすめ記事
  1. 新人さん向けの品質についての読書会

  1. 新人さん向けの品質についての読書会

  2. mac m1 proの開発環境作りの最後

  3. Deep learning勉強筆記2-deep learningのlearningはどういう意味?

カテゴリー

アーカイブ

検索


TOP
TOP