Effective DevOpsの読書会をやっています

QAチームの福田です。
mmjでは有志をつのり、朝10時から1時間程度読書会をおこなっています。
現在は、「Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方」の読書会をおこなっています。

Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方
Jennifer Davis、Ryn Daniels 著、吉羽 龍太郎 監訳、長尾 高弘 訳
出版社: オライリージャパン
画像はO’Reilly Japan Webサイトより引用

本の選定のキッカケ

案件のテストについてのミーティングをしていたのですが、
プロジェクトチーム体制の話から飛躍し、気づいたら読書会をすることになっていました(笑)
こんなに簡単に決まっちゃうのかとびっくりしました。
電子書籍があるので、翌日くらいから読書会が開催されました。はやい!

読書会のやり方

1.ZoomのURLとともに開始募集(開催者がChatworkで呼びかけてくれます)
2.今から読む章と時間を決定(1章10分~20分程度)
3.読書(読んでいるときも、意味がわからないとかは随時声かけOK)
4.気になったところ、感想などをざっくばらんに話しあう

今回の読書会のここが良い

組織論の本なので、エンジニアもQAも職種関係なく読める!

Effective DevOpsはツールや技術に偏った本ではなく、組織論などを、他の開発論や、歴史的背景、アンチパターンとともに紹介しています。
そのため、開発に関わる全ての人が対象に読める本になっています。
開発に携わった経験年数で感じるところも変わってきそうです。

用語のとらえ方の違い、読解力による意図の捉え違いを認識することができ(私たちが考えている)共通理解が進んでいる

私はよく陥るのですが、読解力が足りずに主語と述語を正しく理解しないまま、勘違いして読み進めるところがあります。
参加者で話すことで、「あれ?なんでそんな理解になるの?」と認識のずれを直すことができます。
また、単語の認識をあわせることができました。
私は、最近「プロセス」という言葉に敏感なのですが、文脈によって「うまいやりかた」くらいのニュアンスであったり
「このフォーマットと手順に沿ってやれば必ずうまくいく」ニュアンスであったりします。
そのため、受け手がどちらのニュアンスになるかで、話がどんどんずれていきます。
今回の読書会をつうじて、(あぁ、それは『うまいやりかた』という意味なんだな)とわかるようになれば
仕事をやる上で、コミュニケーションコストが下がりそうです。

本の内容をテーマに、過去の会社での経験はどうだったか、過去のプロジェクトであった経験を情報共有ができている

この読書会で面白いな、と思っているのが、本の一文をキッカケに、過去のプロジェクトや、以前勤めていた会社や経験の話に広がるところです。
このような話をすることで、「mmjではどうすればよいか」という自社への落とし込みができそうですし、mmjのメンバーとしてどうすればよいかがわかると良いなと期待しています。

おわりに

1時間×参加数の工数はそれなりに投資しているのかなと思いますが
プロジェクトを超えたメンバーで、情報交換、知見共有、言語理解ができるのはよいな。と思いました。
また、リモートでも読書会が開催できるツール(といっても、ZoomやChatworkなど)がそろっていれば
いつでも開催できる取り組みは良いと思います。
今後も読書会をキッカケに色んな発見や新しい取り組みができるとうれしいです。

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