mmjに入って数カ月、新人システムエンジニアの普段の仕事って?

前回は新人システムエンジニアである私の自己紹介でございました。
「システムエンジニア」と一言で言ってもたいへん幅が広い職ですから、
私自身も入社するまで具体的な仕事内容はわかっておりませんでした。
ということで、本日は日頃の業務についてお話したいと存じます。

業務の紹介

私の配属されたチームでは、大学の教務システムの保守開発を行っております。
学生、教員、事務の方々に長らく使い続けていただいている、オーダーメイドの教務システムです。
したがって、お客様は大学職員の教務システム担当の方ということになります。
基本的なお仕事の単位はこんな感じです。

  1. 1. 大学職員の方からデータの変更や機能の修正といった依頼が届く
  2. 2. 修正理由や詳細などを話し合い、作業の手順とゴールを決める
  3. 3. RubyやJavaなどのプログラミング言語、データベースなどを使って目標を達成する
  4. 4. 必要であればテスト用の環境で確認してもらい、バグがないか確かめる
  5. 5. OKが出れば本番のシステムに反映し、大学事務や教員、学生の皆さんがシステムを使う

一ヶ月目:研修とお仕事体験

もちろん入社して初めからすべての手順をこなすわけではありません。
入って数ヶ月はほぼ研修がメインで、お仕事に関わったり関わらなかったりする知識を学んでまいりました。
ベテラン社員の方に講義をしていただいたり、
本やネットでコンピュータにまつわる基礎知識を勉強したり、
ビジネススキルを身につけるために社外研修に行ったりいたします。
研修は現在もまだ続いておりますが、基本的にはお仕事優先で進めております。
最初はちょっとだけ先輩のお仕事を触らせていただきました。
当然システム自体のことも技術的な面もわからないことだらけですから、先輩の指示通りに作業をします。
大きなシステムの仕組みを少しでも把握するために、ちゃんとメモを取るよう心がけております。
また、私は多少独学の知識がございましたから、簡単な社内スクリプトの作成もさせていただけました。

二、三ヶ月目:環境に適応する

入社直後の過度な緊張が解けてくると、だんだん社会生活に適応できない自分が顔を出してまいりました。
生活リズムの調整や業務時間の使い方に四苦八苦しつつも、なんとか「働く」ということに適応しようと努力しております。
引き続き研修も行いつつ、そのうちできそうなお仕事を先輩から振っていただけるようになりました。
先輩のサポートを受けつつ作業結果をテスト環境へ反映し、本番リリースは先輩にお願いするという形です。
だんだんシステムの全体像が見えてきたような気がして、なんとか役に立てそうな希望が湧いてまいりました。

四ヶ月目:失敗して成長する

そして現在、お客様への挨拶も済み、いよいよ社外に私の名前が出始める時期です。
いまの時点でできるお仕事は先輩に任せていただいて、一応内容を確認していただきつつも、一連の手順を自ら行います。
しかしながらようやくスタートラインに立ったばかり。ちょうど先日も手違いと確認不足でミスを犯してしまいました。
先輩に手厚くフォローしていただき、幸い締め切りも守れ、インシデントも起きずに済みました。
私はとっても気にしていたのですが、先輩には「大したことないよ」と言っていただけて、少し気が楽になりました。
初めなのだから失敗して当然、やらかしちゃったとしても平気な顔で次に活かしていけるようになっていきたいものです。

これから

まだまだ余裕の持てない日々ではございますが、たった三ヶ月と半分でも人間は成長するものですね。
周りにはわかりやすい課題がゴロゴロ転がっているので、それらについて個人的な目標を持って取り組んでいく次第です。
しばらくはいまのプロジェクトの範囲でお仕事をこなすことになるでしょうが、ゆくゆくは古今の知識経験を身につけて、
他のプロジェクトでも力を発揮できるようになりたい! と、理想は高く高く持っております。
次回は技術的なお話か、社内でのコミュニケーションについて書かせていただく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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