QAエンジニア採用試験

こんにちは
QAエンジニアの川嶋です!!

今回は業務内容でもテストスキルでもなく
採用
についてフォーカスを当ててみようと思います!

採用試験って会社ごとに色々ですよね

一番最初に書せていただいた記事→こちら
にて、簡単に経歴を書かせていただいた通り、何度か転職をしております。
どの会社でも必ず面接は実施すると思いますが、「試験」となるとバラバラでした。
WEB上での適正試験(性格検査)を実施する会社もあれば
ポートフォリオのプレゼンを試験とする会社もあったり
そもそも書類選考と面接だけで、試験は別途実施しないところもあったり!

で、mmjはどうなんですか?
今日はそこについて記事を書かせていただこうと思います。
※今回ご紹介する試験の概要は2017年12月現在の内容をご紹介させていただきます。今後、変更される可能性はもちろんあります。ご了承ください。

mmjのQAエンジニア採用

mmjのQAエンジニアの採用では面接のみではなく
mmjの
さらにはQAエンジニアのための
独自の試験をご用意させていただいております。
※一部試験内容でエンジニア職と共通の試験部分もあります。
QAエンジニアは新卒の採用は現在行っておりません。
そのため、過去のテスト経験を活かしていただくタイプの試験問題となっております。
それでは、QAエンジニアのための試験内容の一部をご紹介させていただきます!!

テストケースを書いてみよう


こんな条件があった時、どんなテストが必要でしょうか?
といった、テストパターンの洗い出しができるかどうかを確認するための試験があります。
それこそ、前回の記事に書かせていただいた通り
「漏れずにテスト」できるかの試験になります。
テストパターンをどう表記するかの表現方法の指示も含まれているため
日頃から色々なパターンの表現方法に慣れていると有利になります。

探索的テストをしてみよう

こちらも、一番最初に書せていただいた記事でざっくりご紹介させていただいております。
探索的テストって何?と疑問の方は MMJのQAエンジニアってどんなことやるの?を読んでいただけると幸いです。
mmjの自社製品を使った実践的な探索的テストが試験内容となります。
最初に書いたテストパターンを洗い出す試験とは真逆でそもそも事前にテストケースをかかないタイプのテストです。
システム概要の理解の早さや
不具合があってはいけない致命的な箇所はどこか?の取捨選択など
時間勝負、勘所をおさえられるか勝負の試験となっております。
私は、mmj入社前までは業務で探索的テストを実施したことがなかったので
この試験内容には正直、驚きと焦りしかなかったことを覚えています。

(探索的テストって何よ?ってところから試験中にググりました。)

テスト仕様書を書いてみよう

そしてそして、mmj QAエンジニア試験最大の難関がこちらです。
自社製品を例に「xxxの機能改修」があった場合のテスト仕様書を書いてください。
ほぼ実務ですね!!

まずはテスト仕様書のフォーマットから!

そうです、まずは仕様書のフォーマットから決めていただくことになります。
仕様書のフォーマットというのは
過去の使いまわしとなる場合が多いと思います。
そのため「さあ、フォーマットも含めて考えてみて」というのは
実際の業務でなかなか経験しにくい部分ではないでしょうか。
私は幸いにも、過去アサインされていた案件のお客様も業種もバラバラで
案件ごとに様々なテスト仕様書のフォーマットを見てきていたので
「こういう場合はこの項目が必要」「ココとソコは分けた方が見やすい」ということを経験から理解することができました。
ただ、長く同じ案件を担当されているような方は
実務で様々なフォーマットに触れることが難しいと思います。
今まで使い慣れたフォーマットを適用したとしても
mmjの自社製品とカテゴリが一致しない可能性もありますし
テストしてほしい項目の粒度が表現しにくい場合もあります。
ここは、かなり経験に左右される部分になると思います。
実務の都合上、様々なフォーマットに触れる機会が少ない方は
ネットや書籍などで、どんなフォーマットがどういう使われ方をしているのか少し探してみるのも良いかもしれません。
その知識は、現状のフォーマットの改善に役立てられることもあると思います!!

mmjの仕様書ってこんな感じなんですね

テスト仕様書を書く時に必要になるのは、どういう仕様かが書かれている仕様書。

※ 外部設計書内部設計書詳細設計書…etc
様々な呼び方があると思いますが細かいことは置いといてここでは「仕様書」と書かせていただきます。
その、テストの展開元となる仕様の書き方ですが
会社や案件によって沢山のフォーマットや粒度が存在すると思います。
テスト仕様書作成試験で利用する仕様書は実際にmmjでよく使われるフォーマットと粒度のものになっています。
初めて見るフォーマットには
何がどこにどんな風に書いてあるかを認識することに時間がかかると思います。
ましてや、初めて見るシステムで初めて見るフォーマット。ダブルで初体験です!
小さなことを気にしていたらどこまでも時間がかかってしまうので
まずは概要を把握すること!
テストに必要な情報があるかチェックすること!!(なければ仕様確認ですね)
これらがとても重要になると思います。
なお、mmjの実務ではメインとなるフォーマットは存在しますが
案件によっては全く別物のフォーマットの仕様書も存在します。
初めて見るシステムと仕様書フォーマットからテスト仕様書を書き出すという仕事が実務でも発生しますので
これは本当にmmjの模擬実務と言える試験だと思います。

初めて見るシステムだから分からないことだらけ

テストしていただきたい部分の仕様についての仕様書はありますが
そもそもシステム全体の概要からわからない!!
途中でアサインされた案件でのテストではよくある事ですね。
かといって、既存理解に無限の時間が使えるわけではないので
今回のテストに必要最低限の情報を理解しなければならない!!
ということが「テスト仕様書を書いてみよう」試験にも言える部分になります。
そんな時に実務で発生するのが「仕様確認」作業。
もちろん、試験時間内に上記の時間も含まれます。
分からないことをそのままにしない事
何が分からないか正確に伝える事
これらのスキルはQAエンジニアにとって1位2位を争うくらい重要なスキルになると思います。

そして再び、テストケースを書いてみよう

ここまでできれば、最初の試験例と同じように「テストケースを書いてみよう」という作業です。
「テスト仕様書を書いてみよう」で考えなくてはいけないことが多すぎて
一番最初に書いた「テストケースを書いてみよう」が霞んでしまった方が多いとおもいます。
しかしやはり、前回の記事に書かせていただいた通り
「漏れずにテスト」できるかはテストの要だと言える部分です。

「テスト仕様書を書いてみよう」試験でもテストケースはしっかりチェックさせていただきます!!

以上がmmj QAエンジニア採用試験概要です

※今回ご紹介する試験の概要は2017年12月現在の内容をご紹介させていただきます。今後、変更される可能性はもちろんあります。ご了承ください。
※大切なことなので二回言いました。
さて、過去の記事をチェック済みの方はお気づきだと思いますが
今回ご紹介させていただいた内容のほとんどが、過去記事で登場した話題となっております。
そうです
過去記事を読んでいただいた方は既にQAエンジニア採用試験に必要な情報をお持ちなのです!!
そもそも、試験の内容がQAエンジニアとして日々こなしている実務の一部となっておりますので
この記事を読んだので「mmjのQAエンジニアの採用試験でチートできるぜ!!」というお話ではありません。
それを期待して読んでくださった方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。
どちらかというと
日々の業務でなんとなくこなしている作業や、目にしている成果物に対して
「これがもし試験だったら」と意識して取り組んでいただくと
mmjのQAエンジニア採用試験で有利になるかもしれません。
私も書きながら、試験を受けた当日の記憶がよみがえり
「初心忘れるべからず」を改めて肝に銘じることができました。

今回もお読みいただきありがとうございました。

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