エンジニア成長への取り組み:フィードバックランチ


mmjではエンジニアが成長するための取り組みを続けています。
とはいえ、エンジニアさんは意欲さえあればどこでも成長していけると思いますので、mmjでは何をしているのか?という具体的な活動をご紹介したいと思います。
そして活動内容に交えて、mmjのカルチャーもお伝えしていきたいと思います。
これまでのエンジニア成長への取り組みについて、下記フィードも書いています。
もしお時間がありましたらお読みください。
「エンジニアの成長」について話し合うこと
外部サイト(Wantedly)
エンジニアの基本。社内で FizzBuzz大会をしてみた
外部サイト(Wantedly)
さて、それで

現在の取り組みは「フィードバックランチ会」です。

…経緯から説明します。
mmjでは日々の開発業務の中で、チーム単位でのペアプロ・コードレビューを日常的に行っていて、それらはお互いにとても良いフィードバックになっています。しかしどのプロジェクトにも関わらない質問・疑問は、誰に聞いたらいいか迷う、といった意見がありました。また、エンジニアとしてのキャリアについて考えたとき、お互いに業務外のことはあまり知らない、という事に気が付きました。(気の合う人同士でご飯を食べにいったりはもちろんしますが、会社あげての飲み会は年2回ほど)
そこで出た案が「普段の開発チームを離れて技術的雑談をしてみてはどうか?」というもの。
話しやすいように、食事しながら3~4人の少人数で。クジでチーム分けをしてランチタイムに行くことにしました。エンジニア成長のための投資という事で、食事代は会社経費として打診してみると、社長は快くOK!イェイ!(業務終了後に自腹、とは まずならないあたりが素敵)
目的は「技術的フィードバックを得て若手が成長する」に設定。
チームごとに思い思いの場所でランチをして、技術雑談。

↑私の参加したチームは、おしゃれなバーガー屋さんへ。小山に登って隠れ家カフェに行ったチームも!
やりっぱなしにせず、翌週その結果をみんなで話し合いました。
– 交流ができてよかった
– 普段聞けなかったことが聞けた
– これが成長につながるか、というと分からない
– 何を話していいか漠然としてしまった
総括すると、交流という意味ではよいが成長という目的は達成できないかも?ということに。
(まぁ、雑談したから「成長した!」と即座に断言できるものではないですよね)
目的が達成できるかは未知数ですが、メンバーを変えてもう少し続けてみることになりました。
今回の内容をうけて「事前にお題を決めておく」「2か月に一回くらいにする」といった改善を盛り込んで、次回実施してみます。これなら負担なく続けられますね。

エンジニア成長の基本方針

さてこのエンジニアが成長するための活動は、当初からの基本方針である
・無理しない(しんどいと続かない)
・努力や気合いじゃなく、成長できちゃう仕組みを作る
を守りつつ、地道にスローに活動を続けています。
「根性に頼る」ことを意図的に避けるのは、mmjのカルチャーの一つです。
mmjエンジニアは「頑張る!気を付ける!気合で!」といった個人に依存する方針はとらず、自動的にそれが行われるための仕組み化を常に意識しています。

↑気合や根性論を嫌う人たちの群れ

もう一つの大事な点

そして、この取り組みのもう一つの大事な点は
・ちゃんとPDCAを回す。特に測定を(負担ない範囲で)する
・案出しや失敗経験をおそれない。小さく失敗=知見が貯まる
・皆に平等に発言権がある
そんな良いPDCAの回し方、良いファシリテーションを、皆が体験することだと思います。
小さくアイディアを出す、小さく試す、小さく失敗する、学ぶ、それを習慣化する。
凄い情報がいつでも読めてどんどん流れてくる今の世界、自分も「凄いことしなきゃいけない」といった心理的ハードルは、挑戦も失敗も難しくしますよね。
この地道な取り組みは、心理的安全を作ることに役立っていると思います。
有名IT企業のようなイケイケ感はないかもしれませんが、新しい技術は常に積極的に取り入れています(現在のメイン言語はKotlin)。リモート勤務やフレックス勤務など、パフォーマンスを出すための柔軟な労働環境は充分に揃っています。そして小さな会社なので、より良い仕組みを自分たちの手でボトムアップで柔軟に作っていくことができます。そして、この自由は全てメンバーが成果を出せるプロだからです。
そんなmmjカルチャーが自分に合いそうだと感じたエンジニアさん、ぜひ一度お話してみませんか?

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